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感染看護認定看護師 佐藤八千代
 初めに、「認定看護師」について紹介致します。
 昨今、高度・専門分化する医療をはじめ、変化する保健医療福祉環境の中で、看護の役割が拡大し、臨床においても質の高い看護ケアが求められています。
 このような看護現場でのケアの質の向上を図ることを目的に、特定の看護分野において、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践のできる認定看護師を育成しています。
 日本看護協会は、認定看護師を社会に送り出すことにより、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上を図ることを目的に1987年に認定看護師制度を発足しました。
 現在、皮膚・排泄ケア、緩和ケア、救急看護、がん性疼痛看護、感染管理等17分野で認定看護師が活躍されています。 今回、私の取得致しました「感染管理認定看護師」の役割と当院での活動について紹介致します。
 日本に先駆けアメリカやイギリスでは1960年頃より感染管理認定看護師が活躍していました。この頃、入院患者や新生児にブドウ球菌感染症が広がったことから院内感染の問題に焦点を当てるようになったことが背景にあります。
 わが国においては2000年に感染管理認定看護師教育がスタートしました。現在全国で960名の感染管理認定看護師が活躍しています。感染管理看護師の世界共通の任務は「感染の危険に備えて特に患者様や職員、地域住民の安全性を維持できるように援助すること」に尽きます。

 当院における感染管理活動は感染対策チーム(ICT)が中心に行っています。
 その感染対策チームと共に「感染対策マニュアルの作成・改訂」「手指衛生の実態調査」「病棟内巡視」などのデータを基にスタッフの教育計画や感染対策を考え、自施設に合った感染管理プログラムを立案し実施しています。
 ここ最近では、新型インフルエンザ対策への職員及び患者様、そして地域住民への予防と感染拡大防止のために対応しています。
 これが現在の私の主な活動です。
 そして実施している内容については医師・薬剤師・検査技師・事務部門など多職種へ伝達し、連携を図っていくことも重要な役割のひとつです。
 かのナイチンゲールも「病院は、患者に害を及ぼしてはいけない。すべての看護師にひとつの職務といえば感染防止につきる。」と述べています。
 病院を利用する皆様に安心・安全な医療、看護を提供できるよう環境を整える努力をしていきます。