核医学検査

核医学検査(RIまたはシンチ)は、CTスキャン、MRIのような画像診断の一つです。体内に投与した放射性医薬品が臓器や体内組織などに集まる様子を画像化し、疾病の診断、病期や予後の確認、治療効果の判定などに有用な情報を得ることができます。

 

この検査は、苦痛や副作用がほとんどなく日常の診療で広く行なわれている検査です。

核医学検査を行うには、ガンマカメラという医療機器が必要となります。当院では東芝メディカルシステムズ(株)SymbiaEを使用しています。(2015年機器更新)

 

この機器は放射線を検出するカメラが2つある2検出器型ガンマカメラであり、様々な検査部位を短時間に検査でき患者様の負担を軽減できます。また最新の画像構成・解析ソフトも同時に導入しているので、より分解能・診断能の高い高品質な画像をご提供できます。

代表的な核医学検査の紹介

骨シンチ

骨シンチでは骨転移などの骨異常を早期に拾い上げることが出来ます。

心筋シンチ

心筋シンチでは狭心症や心筋梗塞などの心筋虚血(心臓を養う血液が足りない状態)や心不全で心臓の一部あるいは全体の動きが悪いかどうかを調べます。

※そのほか様々な部位に対応できます。

体への影響

検査に用いる薬は”放射性医薬品"という人工的に作られた放射性同位元素(RI)を含んだ薬になりますが副作用は、ほとんどありません。体の中に入った薬からは放射線が出ますが、これは極微量で専用の検査用カメラ(ガンマカメラ)で画像に出来る最小限の量となっており、検査を受ける本人自身や周囲の人への影響について心配ありません。使用する放射性医薬品により異なりますが、一般的な核医学検査でうける被ばくの量は胸のレントゲン1回程度からCT検査と同程度になります。

検査の流れ

【検査前】

 

①診察を受けます

症状に合わせて検査の計画を立てます。疑問や不安がありましたら主治医へお問い合わせください。(妊娠中や授乳中の人は申し出て下さい)

 

②検査の予約をします

検査に使う薬は検査当日にしか使えないため、検査予定に合わせて用意をします。直前のキャンセルは出来ないため、確実に来られる日に予約してください。

 

③検査ごとに注意事項、指示を記載した説明用紙をお渡ししています、検査前に確認しておいてください。

 

 

【検査当日】

撮影の前に検査薬を静脈注射します。使う薬によって目的とする部位に集まる時間が違うため、注射後すぐに検査が出来る場合と時間をおく場合があります。また、注射してから部位によっては薬の集まり方が違うため、何回か撮影をする場合もあります。なお撮影をする間は、検査台に寝ているだけで苦痛はありませんが、長時間じっとしていることが出来ない方は、主治医に御相談ください。

 

 

【検査後】

できあがった写真は専門医が詳しく調べ診断します。

結果は後日、検査を依頼した主治医から説明があります。



共立蒲原総合病院

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