富士市・静岡市・富士宮市 公立 共立蒲原総合病院組合Kanbara Public Hospital’s Association

共立蒲原総合病院

CT

CT(Computed Tomography)とは、日本語でコンピューター断層撮影といいます。

エックス線を人体に照射して行い、体内を透過したエックス線量をコンピューターでデータ処理することにより、人体を多方向から輪切り表示にした画像が得られます。そのため一般のレントゲンではわからないような微細な体内の情報を得ることができます。

 患者さんはベットに寝ていただいて、 その周りをエックス線管球がグルグルとまわる仕組みになっています。

当院では、今までの概念を超えた画期的なCT装置(AquilionOne(キャノンメディカルシステムズ(株)社製))を2021年12月に導入しました。

この装置では一度に16cmもの広範囲を最短0.275秒でスキャンすることが可能です。

特に心臓検査においては従来7~10秒程度の時間が必要でしたが、最短1秒以下での撮影が可能となり、従来機種より患者様の負担が少なくなりました。

AIによる画像再構成技術で被ばく線量が大幅に低減されるため、患者様に優しくかつ安全に検査を受けていただけます。

CT検査を受けられる方へ

【検査前】

 主治医から撮影する部位や、必要に応じて注射薬投与(造影剤による造影検査)の指示がでます。腹部(肝・胆・膵・腎・膀胱など)の検査の場合は、検査直前の食事(午前の検査は朝食、午後の検査は昼食)をひかえて下さい。  ※水のみ飲水可

【検査当日】

 ① 服装は、着脱の簡単なものでお越し下さい。
 ② 中央受付に予約票を出して受付をして下さい。
 ③ 緊急検査が発生した場合、予約時間より遅れることがありますのでご了承下さい。
 ④ 主治医の指示に従い検査を行います。

 所要時間はおおよそ下記の通りです、ただし検査の内容により長くかかる場合もあります。

CT検査 10分~20分
注射薬(造影剤による造影検査)を用いたCT検査 30分

【検査終了後】

  検査終了後、すぐに食事はできます。

  検査の結果は、画像専門診断医の読影後(約一週間)、主治医が結果説明を行います。

☆☆☆お知らせ☆☆☆

人間ドックのオプション検査として、内臓脂肪測定が加わりました。

CTでおへそ部分を撮影して内臓脂肪を測定します。

腹囲測定では分からない「かくれ肥満」を見つけることが出来ます。

 

内臓脂肪は赤色、皮下脂肪は青色で表示されます。

赤色の部分を数値で示します。

内臓脂肪が100㎠以上になると、内臓脂肪型肥満と言われます。


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