血管造影検査

血管造影撮影検査とは、X線と造影剤を使って血管を連続的に写し出す検査です。その画像・動画を用いて血管内治療(IVR)が、積極的に行われています。

 

IVRには、腫瘍・動脈瘤・出血など血管を塞栓させて治療する塞栓術と、動脈硬化などで狭窄した血管を広げる血管拡張術など多岐にわたります。

 

また、当院では、2013年10月よりフィリップス社製のAlluraClarityが稼働し始め、より細部の血管まで描出可能となりました。今まで2Dのみの画像でしたが、3D画像・CT様の多断面画像・他の検査画像(主にCT画像)とのフュージョン(合成画像)を用いることが可能となり、より精度の高い検査・治療が可能となりました。なおかつ大幅な被ばく低減機能を有しており、今までより精密で高度な治療を従来の半分以下の線量にて実現しています。

 

また、豊富なアプリケーションを有しており、診断・治療の精度向上に寄与しています。

(2013年機器更新)

代表的な血管造影検査の紹介

【腹部血管造影検査】

 

当院では主に、肝臓の腫瘍等に対する検査・治療が行われます。原発性肝がんに対しては「肝動脈化学塞栓療法(TACE)」と呼ばれる治療が行われ、血流が豊富である原発性肝がんの特徴を利用して、カテーテルをがんに栄養や酸素を送っている動脈まで持っていき、そこから抗がん剤と血管をつめる物質を注入してがんを兵糧攻めにする治療法です。

 

また、2014年3月より、研修を済ませた医師のみが用いることができる、先進的治療薬「薬剤溶出性球状塞栓物質」を導入し、治療効果が一層高まっております。

 

 

【頭部血管造影検査】

 

当院では主に脳動脈瘤の診断・治療(コイル塞栓術)や頚動脈狭窄に対するステント挿入術(CAS)が行われています。

 

脳動脈瘤の治療には、開頭して行うクリッピング術とカテーテルで行うコイル塞栓術の2つが有ります。コイル塞栓術は、ふとももの付根から動脈瘤までカテーテルを挿入し、動脈瘤の中にプラチナ製の金属糸(コイル)をぎっしり詰め、動脈瘤内の血流を遮断し破裂を防ぐ治療です。

 

頚動脈狭窄は、脳へ血液を送る重要な「道」頚動脈が、動脈硬化により生じたプラークにより狭くなります。治療には、内科的治療と外科手術による内膜剥離術とカテーテルによるステント挿入術があります。ステント挿入術は、ふとももの付根から頚動脈までカテーテルを挿入し、狭窄した頚動脈にステントと呼ばれる金属の網を留置し内側から広げる事で、血流を正常に戻す方法です。

検査について

・血管造影検査は、原則入院していただきます。

 また医師から十分な説明があります。

 ご不明な点や、お気にかかる点がございましたら、ご遠慮なくお尋ねください。

 

・検査中に気分が悪くなったり、体が辛くなったり、不安なことがございましたら、声に出 してお話ください。

 必ず近くに医師、看護師、診療放射線技師がおりますので、安心して検査をお受けくださ い。



共立蒲原総合病院

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